金利が掛からないって本当?レイクALSAの特徴を知って活用しよう
2018年4月に若年層をターゲットにした「レイクALSA(アルサ)」が誕生しました。レイクALSAの前身は新生銀行カードローン レイクです。
銀行系カードローンだった従来の新生銀行カードローンレイクと大きく異なるのは、新生フィナンシャルという会社が母体となって、消費者金融系カードローンに変更されたということです。
気になるところは、新しく生まれ変わったことによってどのようなことが変わったのかではないでしょうか。
ここでは申し込みから審査のこと、金利のことまで新しく生まれ変わったレイクALSAについて簡単にまとめました。
レイクALSAになったことによるメリット
消費者金融系ローンになったことによって、即日審査・即日融資が可能となったことです。実は2018年1月より、銀行系カードローンの即日審査・即日融資を取りやめることになりました。
それまで大きな魅力のひとつであった、スピーディーな融資によって反社会勢力へまで融資を行ってしまったことが、大きな理由のひとつです。
そのため、今まで通りWebで申し込めますが、審査などに時間を要すことが必須になってきたのです。
レイクALSAは消費者金融系ローンになったことによって、再び即日審査・即日融資が可能となったわけです。
どうしても今日中にお金がほしい方にとっては朗報ではないでしょうか。
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レイクALSAでは先進的技術を導入予定
レイクALSAでは、申し込み者の審査を人工知能(AI)で行うであろうという見方が出ています。しかし、ホームページ上でも詳しいことは書かれておらず、今の段階での詳細は不明です。
またレイクALSAのターゲット層は若年層であることから、スマホキャッシングというサービスが導入される可能性が高いです。
現サービス(4月15日現在)でも「カードレス契約」というものがあります。こちらも詳細は不明となっていますので、ホームページの確認が必須です。
レイクALSAになったことによるデメリット
消費者金融系ローンとなったことで、今までの役立つ機能が失われてしまったことも事実です。
総量規制の対象になる
返済能力を超えた借り入れから利用者を守る「総量規制」というものがあります。総量規制では原則として、借り入れ限度額は申し込み者の年収の1/3までとしています。
簡単にいえば、年収300万円の人は原則100万円までしか借り入れを行えないということです。でも、車や住宅ローンは、はるかに年収の1/3を超えているのでは?と思うかもしれません。
この総量規制ですが、銀行は対象外となります。
したがって新生銀行カードローンレイク時代であれば総量規制の対象外でしたが、新生フィナンシャルのレイクALSAでは、総量規制の対象となります。
返済能力がない人の借り入れはできない
返済能力がないと判断される人は以下のとおりとなります。
- 専業主婦(主夫)
- 収入のない学生
- 無職の方
金融機関から、収入のない人への融資は原則不可です。返済能力のない人に融資はしません。共倒れしては元も子もなくなるからです。
専業主婦の場合は配偶者がいますので、総量規制対象外の銀行からの融資はしてもらえる可能性があります。以下のような条件がありますが、専業主婦(主夫)でも借金ができます。
- 20歳以上
- 配偶者に安定した収入がある
しかし、レイクALSAは消費者金融系のローンですので、20歳以上の専業主婦(主夫)で配偶者に安定した収入があったとしても借り入れを行うことは原則できません。
メリット・デメリットはつきものですが、自分の生活状況をよく踏まえてから利用するのが賢明です。
金融事故を起こした人への融資は不可となる可能性が高い
自己破産や債務整理、モノやサービスへの数ヶ月の滞納は全て金融事故扱いとなります。金融事故を起こした場合、信用情報機関の信用情報に金融事故といった情報が書き込まれます。
キャッシングやカードローン審査から住宅ローンの審査まで、この信用情報というものを判断材料のひとつにします。
信用情報にこのような金融事故情報が書き込まれた場合、一定期間の借り入れはできなくなります。
返済能力がある場合は、当然のことですが利用前に全額返済をしておきましょう。
生活状況によって選択できる!2つの金利「0」なサービス
レイクALSAと新生銀行カードローン レイクの商品設定についてですが、現段階(4月15日)で変化はありません。
生活状況によって選択できるレイクALSAの借り方と金利の計算
まず1つ目のサービスですが、借入期間が180日間であれば借入額の5万円のみを対象として無利息で借り入れが可能です。
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- 契約が初めてであること
- 借入額が1万円~200万円であること
上記の条件こそありますが、短期的な借り入れに有効です。
仮にこちらのサービスを利用して10万円(利息18.0%)を借り入れた場合の計算は次のようになります。
5万円分は無利息ですので、残りの5万円が利息の対象となります。
739円が一ヶ月分の利息としてのっかってきます。仮に30日で全額返済した場合は739円を余分に支払う形となります。
60日、180日となった場合は残高に対して利息は付いてきますので、なるべく早期の返済が大切になってきます。
無利息開始日:契約日の翌日から
無利息期間の返済日:あり
契約額:1万円~200万円
5万円超分または無利息期間終了後の実質年率:12.0%~18.0%
そして2つ目は、借入期間が30日間であれば全額無利息で借り入れができます。こちらも条件があります。
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- 契約が初めてであること
- 借入額が1万円~500万円であること
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30日間で返済の目途が立っている場合は、こちらのサービスが有効となります。
先程の例を用いてこちらのサービスで借り入れを行った場合、通常に利息が発生するサービスと比較してどれだけ得なのでしょうか?
計算の通り1,479円の得になります。借り入れ金額が増えればそれだけ利息も増えてきますから、返済計画が30日で立てられる場合は有効なサービスでしょう。
無利息開始日:契約日の翌日から
無利息期間の返済日:あり
契約額:1万円~500万円
無利息期間終了後の実質年率:4.5%~18.0%
今後も新生銀行カードローン レイクの利用は可能
移行に伴って、新生銀行カードローンレイクの新規申し込みは2018年3月31日で打ち切りとなります。
これまで新生銀行カードローンレイクを利用していた人であっても、返済や追加融資は可能ですので、ご安心ください。
ただし、サービスをレイクALSAに変更したい場合は別途申し込みが必要ですので、そのまま自然に移行はされません。新生銀行カードローンレイクの返済が終わっていない人は、そちらを完済してからの申し込みがベターです。
もちろん別途、審査がありますよ。
審査が甘くなるということは絶対にない
従来のサービスを利用していたからという理由や、商品がリニューアルしたからという理由で審査が甘くなることはあり得ません。
借りやすくなるとか、借りづらくなるということはありませんので十分注意して申し込んでください。
ATMからの借り入れや返済が可能で便利なサービス
レイクALSAでもセブン銀行などの身近な提携ATMからの借り入れ・返済が可能となります。いつでも何度でも手数料が掛からないATMが多いという点が最大のメリットではないでしょうか。
しかし、提携ATMによって利用時間や手数料、一括返済は不可などの若干の違いはありますので、ホームページを参照の上でATMを利用することをお薦めします。
新たなサービスですので、今後変更してくる可能性は十分あります。
無理のない借り入れこそ生活に幅ができる
レイクALSAの特徴を簡単にまとめてみましたが、借り入れは借金であって必ず返済しなければならないことを十分頭に入れておきましょう。
借金は必ずしも悪いものではありません。むしろ活用することによって生活が潤います。
しかし、無理な借り入れをしてしまえば、返済に追われてしまうことは理解できるはずです。
返済計画をしっかりと立てたうえで、少しずつ返済していきましょう。