レイクALSAにレディースローンってあるの?窓口は同性が希望
以前のレイクには通常のカードローンの他にレディースレイクというカードローンがあり女性向けとして融資を行っていました。
しかしレイクALSAには特に以前のレディースレイクのような女性向けのカードローンについての公式なアナウンスは有りません。
そこで以前のレディースレイクをもとにどういうものだったかについて説明していきます。
通常のレイクとレディスレイクというのは金融商品としての仕様上の違いはなく、大きな違いは対応するオペレーターがすべて女性だったという点で、女性が申込みやすくなっていました。
これによってレイクの利用者を女性にも広げていくという目的があったと考えられます。
レイクALSAにはレディースレイクにあたる女性向け商品がない!
レイクというのは大変長い歴史を持っていますが、まずは消費者金融から始まり新生銀行を経て、また元のレイクの後継会社である新生ファイナンシャルの金融商品に戻ってきました。
このため金融商品としての内容も、その都度少しづつ変わってきており、新生銀行のカードローンだった頃には通常のカードローンであるレイクと、女性向けのレディースレイクの2本立てになっていました。
しかし、レイクALSAになってからは1本に絞られており、女性向けのカードローンは特に用意されていません。
レイクの変遷とレディースローンの扱い
レイクというのは元々は大手消費者金融の一角を占めていた業者の名前だったのですが、貸金業法の規制強化などで消費者金融の経営が傾いた時に新生銀行の支援を受ける形で新生ファイナンシャルになりました。
この時新生銀行はブランド名として大きなインパクトのあるレイクを使って次のようなのカードローンの提供を始めました。
カードローン名 | 説明 |
---|---|
レイク | 一般向けカードローン |
レディスレイク | 女性向けカードローン |
ところが新生銀行のレイクは2018年3月末で取り扱いが終わり、これに伴ってレディースレイクの扱いも終了しました。
この後2018年4月からはレイクという名前はもともとレイクを営んでいて消費者金融である新生ファイナンシャルに戻り、レイクALSAとして再スタートを切ったというわけです。
ただし、このとき開始されたのはレイクALSAだけで、女性向けのレディスレイクALSAというようなものはアナウンスされていません。
今後、開始されるのかどうかはまだわかりません。
またネット上などにはレディスレイクが提供されているというような記事が見られますが、まだレイクALSAが開始直後ということで、開始前に書かれた憶測記事ではないかと考えられます。
ここではレディスレイクがどういったものだったのかを紹介しておきます。
利用限度額や適用金利に違いがある訳ではない
女性向けというと、例えば年収が少ないパートのような人でも借りやすくするために、利用限度額が低くなっているようなカードローンを想像しがちです。
しかしレイクとレディースレイクの間には金融商品としての仕様上の違いというようなものは有りませんでした。
このため利用限度額や適用される金利も両者は全く同じもので、高額の借り入れをするためにはレディスレイクからレイクの方に乗り換える必要があるというようなこともありませんでした。
女性はどちらを選んでも構わない
もちろんレイクのほうは特に男性限定ということでもありませんから、女性の場合には、レイクもレディースレイクもどちらでも選べたと言うことになります。
ただし金融商品でレディースと付けておけば、パートやアルバイトのような収入の少ない主婦層でも申込ができるように聞こえますから、女性としてはカードローンが選びやすかったはずです。
カードローンにはいろいろなものが有って最近では本文でも説明しているレディースローンも増えてきています。
ただしどういった名称でも、選ぶ場合に基準にすべきなのは自分がどう使うかと言うことです。
他人が使いやすいと言うものを選んでも、自分も使いやすいという保証は有りません。まずは自分がどう使うのかを見極めてから、どれが良いのかよく考えるようにしましょう。
レイクとレディースレイクどこが違う?対応に違いあり!
ではなぜレイクとレディースレイクの2つに分かれていたのかが大変疑問ですが、それにはやはり意味が有って、レディースレイクの方は対応するオペレータがすべて女性になっていたのです。
例えば審査の際には職場に在席を確認する電話が行われますが、女性に男性から電話が入ったのでは目立ってしまう可能性もあり、レディースレイクの場合には必ず女性のオペレータからかかることになります。
要するにレディーシレイクというのはカードローンを利用したい女性が安心して利用できるようにするために作られたカードローンものという位置づけになるのです。
レディースレイクは対応オペレータはすべて女性
商品内容が全く同じな訳ですから、ほとんどの人が疑問に思うのが、なぜ2つに分けられていたのかという点でしょう。
実はこの2つは商品内容は同じでしたが、運用上では違いがありました。
レディスレイクの方は、利用者と接する場合の対応オペレーターがすべて女性になっていたのです。
このため例えば相手が男性ではなかなか電話しずらく、問い合わせが行えなかったために利用者をみすみす逃がしてしまうというようなことが、レディスレイクを用意する事で少なくなった筈です。
業者側としても、商品的にはレイクとレディースレイクの2つになるため煩わしいかったかもしれません。
しかし中身は同じなので、利用者の接点の部分だけを2重に用意しておけば済むので、仕掛け的には簡単だったはずです。
在席確認でも女性が電話をしてくれる
女性が嫌がる場面としては、例えば在席確認が有ります。
在席確認の場合、申込者の職場に消費者金融側から直接電話を入れて実際に在籍しているかどうかが確認されます。
もちろん業者側も申込者に配慮して消費者金融名を名乗るようなことはなく個人名が使われますが、女性の申込者に対して、男性が電話を入れるというのは少々問題があります。
職場に個人名を名乗って男性から電話が入れば、周囲ではどういう人なのか好奇心を抱く人も出てくるでしょう。これが切っ掛けになっていろいろと申込者の女性が追及されることになるかもしれません。
しかしレディスレイクのように女性が電話をすると分かっていれば、周囲も単なるお友達と捉えるでしょうから、安心して在席確認電話を待つことができます。
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要するに女性に安心を与えるための商品
在席確認を例に説明しましたが、女性向け商品というのは内容が全く同じであっても、女性向けというだけで威力を発揮するのです。
女性向けで運用にも注意が払われているとわかれば、女性は安心して利用することができます。
つまり女性向け商品というのは、女性に安心を与えるための商品であると言えるのです。
商品の利用を始める入口の部分が、不安で利用できないのでは、利用者は増えません。
レディスレイクというのはそういう意味で、業者側には大変有効な商品だったと言えるでしょう。
最近ではレディスレイクのように女性向けのカードローンを用意しているところが増えています。
女性向けに利用限度額などを低くして借りやすくしている場合もありますが、レディースレイクのように商品内容に差をつけないものも少なくありません。
レディースローンを作った背景とは?消費者金融の歴史が関係している
ではなぜ女性に安心させなければならなかったのかと言えば、これは消費者金融の歴史にも関係してきます。
消費者金融というのは以前はサラ金と呼ばれ高金利で厳しい取り立てを行う危ない業者と認識されていて、まともな人が利用するような金融業者ではありませんでした。
しかしその後必死のイメージ改善によって店舗もきれいになり利用者も増えてきましたがやはり断然男性客のほうが多かったのです。
このためさらに利用者を増やすためには女性客を取り込まなければならず、レディスローン等と銘打って、女性に使いやすいローンの提供を始めたというわけです。
消費者金融は怖いイメージで行くべき場所ではなかった?
ではなぜ金融業者は女性に安心させなければならなくなったのかと言えば、先程の例のような男性からの直接電話は避けたいという事もありますが、もっと根本的な理由があります。
消費者金融と言うのは、初期の段階ではサラリーマン金融(通称サラ金)と言われ、高金利で厳しい取り立てを行うというのが普通で、強引な取り立てで心中事件まで発展して社会問題になることもありました。
このためサラ金ということろは怖いというイメージが、できあがってしまい、特に女性の場合、近づきたくない場所の代名詞のような存在になってしまいました。
ですからこの時代のサラ金のイメージが強烈だっただけに、これが頭に刻み込まれてしまっているわけです。
以降、現在に至るまで消費者金融というのは、女性が行く場所ではないと考える人が多いのです。
イメージ一新で男性の利用者が増加
当然ですが、様々な問題が発覚して、イメージを落としてしまったわけですから、サラ金は男性にも敬遠されることになってしまいいました。
ここに至ってサラ金は利用者を獲得するためにはイメージを一新するしかないと悟ったわけです。消費者金融という名前を使い出したのもこの時期でサラ金と言う言葉は禁句になりました。
さらに消費者金融は店舗をきれいにしたり、若手女性タレントを使ったコマーシャルを流すなどいろいろと努力をして次第に男性には受け入れられるようになり、利用者も増加傾向に転じます。
利用者を増やすためには女性をターゲットにしなければならない
しかしある程度増加してしまうと増加傾向は鈍くなって、新たな利用者層を探さなければならなくなります。
そこで消費者金融が次のターゲットにしたのが女性です。女性向けに店舗はきれいなだけではなくおしゃれにし、店長以下すべてを女性スタッフにするというようなところも現れました。
サラ金の時代は確かに怖い業者が多かったのですが、現在のように銀行のグループ企業になったり、上場した企業というのは社会的な責任も重くなるので、以前のようなことはできません。
しかし中小業者の中には以前の体質を残している場合もあって、闇金などと呼ばれて業者登録もしていない業者も有るので注意が必要です。
女性向けだからと言って安易な借入は止めよう!
ただし、女性向けだからと言うことで安心してしまうと、安易に利用してしまいがちになりますが、どういった名称になっていようと、借金には違いなく、返済に伴って利息を払うため差し引き損失が生じます。
そこで実践してほしいのはお金が必要と考えるときには、どう借りようかを考えるのではなくて、どうすれば借りなくて済ませることができるのかを考えるということです。
もしどうにもならず借入れが必要になった場合でも、借入額ができるだけ少額になるように、自分の収入と支出をよく検討して遣り繰りできる部分を見つけるようにしましょう。
レディースとつけていても結局は借金
このように女性には安心感のあるレディースレイクでしたが、改めて考えてみると、商品内容は通常のレイクと全く変わらない訳ですから、金利が優遇されるわけでもなく、返済も全く同じだったわけです。
ですからレディースとついているから安心というのは、あくまで心象だけの話であり、結局は借金であるという認識は持たなければなりません。
借金というのは借入れした元金だけの返済では済みません。適用される金利に従って計算された利息も支払わなければならないのです。
ですからこの利息分は自分の持ち出しということになるので、借金は結局損失を生むのです。
お金が必要な時はまず考えるべきは借りずに済ます方法
そこで、もしお金が必要で借りようかと思った時に思い出してほしいのが、まず考えるべきは借りなくて済ませる方法だということです。
よく考えてみてください。カードローンのように担保や保証人の必要のない借金ができるようになったのは、それほど昔のことではありません。
それまでは、そう簡単に借金はできなかったわけです。しかし当時でもやはり同じようにお金が必要になるということはあったのです。
ですからもしお金が必要になった時には、自分のお金を見直してみて、借入れしなくて済む方法を考えてみることが大切です。
借入しなければ、その後の返済も必要なく、生活に負担がかかってくることも無いはずです。
借りるにしてもできるだけ少額にすることを考えよう
もしどうしてもお金が必要だという場合には、やはり遣り繰りを考えたうえで、借入れが必要なお金というものをできるだけ少額にすることを考えましょう。
少額にできれば、それだけ利息が少なくて済みますし、返済期間も短縮されることになるので、生活への影響も最小限に食い止めることができるでしょう。
ただし、借入れの前には自分の返済能力をよく計算して、途中で返済できなくなるというようなことが無いように注意してください。
もし返済できそうにないと判断した場合には、安易な借入れは止めるべきでしょう。返済できなくなったら、最悪自己破産しなければならなくなる可能性もあるのです。
本文で説明しているように遣り繰りを考える場合には、自分の金を管理しておく必要があります。収入は分るけれども支出ははっきりわからないというような場合には、今日からでもしっかり記録に残しましょう。
ここでレイクALSAのレディースローンについて纏めておきます。
- レイクALSAになってレディースレイク<のようなレディースローンの提供は今の所ない/li>
- もともと通常のカードローンとレディースレイクの商品仕様には違いはなかった
- レディースレイクは対応するオペレータなどがすべて女性だったため女性には安心して利用できた
- レディースローンと言っても借金に変わりはなく金利が優遇されるわけでもない為利用には一般向けと同じような注意が必要
もしレイクALSAを利用したいが女性向けはないのかという場合は、今後レディースレイクALSAというようなものが開始される可能性はあるので、その時点で確認してみてください。